シグルイ300人
唐突な思いつきで同研究室の友達を誘い
レイトショーを見てきた
「300」
300(スリーハンドレッド) (Shopro world comics)
- 作者: フランクミラー,関川哲夫
- 出版社/メーカー: 小学館プロダクション
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 単行本
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This is Sparta !!
この映画は掛け値なしにおもしろい映画です
あらすじ
ペルシア「金も権力も軍隊もめちゃめちゃ持ってるけど、まだまだ満足できねぇからギリシャ征服しようと思うんだわ。どう? 降伏しとけや。俺、神だし。」
スパルタ「は? 冗談。 俺ら、鬼強だっつーの。子供の頃から体鍛えまくりだし、死狂いだっつーの。」
ペルシア「マジで? じゃあ百万の軍隊でお前らツブしてやんよ!」
スパルタ「やっべ、300人しか集めらんねぇわ、でもまあいろいろ守らねぇとだし、いっちょ死んでくっか!」
こんな映画
男の子の原始的な部分を直撃、刺激
歴史的な考証とか何を言ってもこのパワーの前では無駄
理屈なぞ吹っ飛ばす
「強い男はかっこいい」という価値観を無理矢理捩じ込んでくる
体鍛えなきゃ!とか、戦えなきゃ!とか思うはず
構図がえらくマンガ的だと思ったら
アメコミの原作を忠実に映像化したらしい
しかもあのシンシティと同じ作者
映像とその流れがスタイリッシュすぎ
セリフやら兵器やら近衛兵やら
いろんなところでニヤニヤしてた
スパルタ戦士のスペックが高すぎる
もうおもしろくて仕方なかったんだけど
理由は正しく、うまく説明できない
とりあえず男なら見とくべきだろうと
観終わった後はテンション上がっちゃって
帰りの運転速度も上がっちゃいます
注意力も散漫になりますが
「大丈夫、どうということはない」という思考が頭をよぎる
いやいやいや、全然大丈夫じゃない
盾持ってないし、ファランクス組んでないし
そもそもスパルタ戦士でもなんでもない一介の大学院生
「押し返せ!!」
とんでもないっ!!
自分が弱いゆえに暴力描写に魅かれるのだと思っていましたが
どれだけ腰抜けで、牙を抜かれていても、力がなくても
どこかに暴力への衝動が、戦いたいという欲求が眠っているのだなあと
どうやら僕も男の子みたい