self-criticism, self-hate

どこにも存在したくない、存在を消してしまいたい
誰かの目に入って、何らかの感情を抱かれるのが怖い
僕は頭でっかちだから、本ばかり読んでいるから
周りの知識も人間性も浅いものだと思っている
誰かの中の優越感あるいは劣等感を理解している


そして、それを侮蔑している


見捨てられたくない不安にとらわれている
「ここから出て行け」「今すぐ消えろ」といわれることへの恐怖
誰かの感情を逆なですることを恐れ
ネガティブな感情を抱かれることを恐れ
嫌がられる行動はできるだけ避ける
存在を認められない恐怖


そして、それを侮蔑している


そういう自意識にとらわれて動けない
矛盾した意識の狭間で揺れている


話しかけられない
相手がひたすらしゃべってくれるのならそれに相槌を打つことはできる
あるいは会話に適当に茶々を入れ、参加している風を装うことはできる
しかし僕から話しかけることは難しい
話しかけることで会話を持続させねばならないという重圧
会話をふってうまくいかないのが怖い
会話の流れを切ってしまうのも怖い
聞かれれば答える
しかし自分から話題を振ることは難しい


自分からは求めない
そのかわり関わってくる人にはできるだけ丁寧に対応しよう
嫌われたくないから
しかし、追いすがることはしないようにしているつもり
面倒に思われるのは怖い
だから追わない


人に好かれたい
そういう思い それに伴う行動
僕はそれを嫌悪しているけれどもそれから逃れられない
それこそが自意識だと知りながらそこから逃れられない


僕には一人でいる潔さはない
また逆に
自分を善と疑わない人間は面倒であるがうらやましい
存在していいと自分自身を認めることができない
僕にはできない
僕はどちらにもなれていないし
なれそうにない


存在を許されたい
誰かに
存在を許したい
自分で