集団の中の我々

曰く、保護指定下のサバンナなどでは増えすぎた草食動物の群れは
ときおり挑発としか思えない行動をとる
群全体で、わざわざ肉食動物の前を通りかかり
肉食動物に追いかけさせるのだ
やがて仲間の一頭が脱落し、犠牲になると、
群れの残りが、仲間がバラバラに引き裂かれるところを眺める
そのときの草食動物の脳からは明らかに興奮と快感を示す脳波が出ている


曰く、蜂などの群れの中には必ず一定の割合で
何もさせてもらえない個体が存在する
彼らは何もすることがなく、ただ無視され、そして死んでいく
これは、いざというときのゆらぎといわれているが
要するに脱落者をつくることでストレスを解消する
という一種の娯楽である


ヒトも同様
何処も同様
そんな存在も必要か・・・
俺がそうかもしれないしな・・・


どーでもいい話


テストが近づいている
まったく勉強していない
レポートも書いていない