白馬の王女様を待っている 2

「お前の好きな子って、誰なの?」と友人に聞かれて
気まずい思いをした経験がおありですか?
しかも、意中の人がいなくて
「いないよ」と言っても、沈黙しても
その場の空気を盛り下げてしまう
そんな状況


幾度か経験したこの状況
いつまでも変わらないこの状況
さて、その原因は何でしょうか?
原因は「好きな女の子がいない」こと
そう言ってしまえばその通り
でもいつまで経っても好きな女の子は現れず
しかし、『実は友達のお前のことが・・・』とか
『3次元の女には興味がない』とかそういう話ではないのです


じゃあ、どうして


きっと、「だれかを好きになりにくい」というか
「僕のことを好きな人」が好きなのだ
僕のことを好きだと言う人に惚れたいのだ
なんとなく違和感はあるけれど
こんな感じ


そして、さらに奥、その原因はなにか?


それはどうやらネガティブな感情
僕は自分に愛想を尽かしていて、大嫌いなのだ
卑下に卑下を重ね
欠片ほどの自信もない人間
そんな人間が誰かを好きになるなど
おこがましく、不遜であると思うのだ
だけども、そんな僕ですら好きだと言ってくれる人
そんな人がどこかにいてくれるんじゃないかと
いつまでも期待してる
まるで白馬の王子様を夢見る乙女のように


なんとなく、明日に続きます