KIZ/KIDS

研究室の女の子誘って映画
乙一さん原作の『KIDS』観てきた
二人して乙一ファン、乙一仲間

傷の深さも痛みも二人で半分こだね

傷にまつわるKIDSのお話
他人の「傷」そして「痛み」を引き受けることのできる
特殊な能力を持った少年のお話
原作ものの映画は原作とは別物です
設定が変わってる
小学生から青年へ
足りなくなったKIDS成分は子役達で補充w


孤独や不安
触れられたくない部分
弱いところ
暗い過去
そんな「痛み」を分かち合うことの難しさ
肉体的な傷を分かち合ったって
精神的な傷まで分かち合えないね
でも
分かち合えないかもしれないけれど
支えることはできるかもしれないよ

お前一人くらい俺が支えてやる

そんな友情だったり愛情だったり
はぐくめたらいいね
誰かの支えになれる
誰かにもたれかかっていい
誰かに優しく
誰にでも優しく
誰も傷つかない
そんな世界が早くやってくればいいね


乙一原作の映画がどんどん豪華になっている様に感じる
他にも映画化が進んでいるらしい
うれしいような悲しいような
ファン心理は面倒です
栗山千明さんは森野の方がお似合いだと思います


原作はこちらで読んでいただくと
ちょっぴりうれしく思う

きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)

きみにしか聞こえない―CALLING YOU (角川スニーカー文庫)